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ありがとう

前々からずっと思ってたの。

あれだけ賑やかだった近所が
この家が、急に静かになってしまった頃から。


たぶんきっと、寂しかったんじゃないかしら?
ふふ、こういうと他人事のようだけれど。
ウチ自身も良くわからないから。


夜、隣の…今は何もない部屋に暖を求めて入りそうになったり

用意されているはずもない夕食を、何故か待っていたり

今はもう誰もいない、見慣れない城をずっと眺めていたり

香の匂いに思わず振り返ってしまったり




にっこりと微笑みながら優しく
時に乱暴に撫でてくれる温かい手を思い出してしまったり




にゃ、ここまで来ると、寂しかった以外の何者でもないわね。



ウチの生の中では、本当にわずかな時でしかないけれど
それはとても充実した、とても暖かくて幸せな時間だったの。
できれば、この時間がずっと続くようにと願った事さえあったわ。
それがいっぺんに、本当に静かになってしまったものだから…


…とと、いらない話が長くなっちゃったわね。

うん、少し両親の元へ帰る事にしたの。
もう何十年も顔を合わせていないしね。
…まぁ、どうせイコからだいたいの事情は聞いているだろうし
それに、絶対にお父さんのことだもの
こっそり覗きに来てたりしたんでしょうけれど。

人型に変化できるようになった事もきちんと報告しなくちゃいけないものね。
ついでに旅もしちゃおうかなって、ちょっと行き当たりばったりな感じなんだけど



この大陸とはお別れ。

といっても、また戻ってくると思うわ。
だって、ウチの寿命は長いんだもの。
にゃふ、おばあちゃんになる前には帰ってくるつもりよ。

みんな今までどうもありがとう。
楽しい思い出がいっぱいあるわ。
いろいろ両親に話してあげなくっちゃ!



さよならは言わないわ。

きっとまた会えると思うから。







またね。
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